夫からめずらしく作業場の掃除を頼まれた。                                                     早いとこ済ませてしまおうと作業場へ向かいシャッターを開けてびっくり、結構な荒れ方でした。

夫は仕事に関することで私に頼みごとはほとんどしません。ブログ、俺にはムリだから書いてよとか金物屋さんに品物取りに行ってとかくらいですかね。                                                                  しばらく前になりますが私が自宅の床に荏胡麻(えごま)油を塗っていたら「自分の周り塗っちゃってまんなかに取り残される人いるんだよな」と、それは私への忠告だろうがそんなことになるわけないだろう私だってわかってるよ、なんて余計なことを言う男なんだと、心の中で毒づきながら塗り続けふと気づいた、私は部屋のまんなか・・・                                 「さっき言ったよね」、私は見事に夫の期待を裏切らなったというわけです。

こんなことをするくらいだから私にできる仕事はないのだけれど、夫には仕事に関してはすべて自分の責任というのがあるのだと思う。掃除もそのひとつ、普段なら加工を終えてをして仕事終了となる。ここしばらくは現場を終えてから作業場に戻りひとり加工する日々を送っている、疲れがたまるのも仕方がない。

木屑を掃きながら思った、ここで大工は木を見てどの面を表にするかとかおさめ方だとか色々と考えてるんだろうな。うちの大工だけではないと思う、方向性は違っても大工ならお施主さんの家族構成・生活スタイル・その地の気候などたくさんのことを考え想像して仕事をしているはずだ。

私は自宅を造ることになった時、想像ではなく空想してしまった、任せておけば大丈夫、間違いなく私の思い描くような家ができる、そう思っていたので何の勉強もせず情報も集めず完成を待っているだけだった。なので今も悔いが残ります、私にもっとしっかりした考えがあったなら、図面から想像する力があったなら。もちろんどれだけこだわったとしても住み始めて気づくこともたくさんあるのだからきりがないのだけれど・・・

これから家をもちたいと検討しているのなら自分の目で見て情報を仕入れ、生涯住み続けるであろう家の住まい方を考えて欲しい、そのうえで買う家ではなく造る家を選択したとしたら、大工・職人とともに家づくりを楽しんでいただきたい。

 

 

 


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